■過払い金返還請求
▼概要:
・業者との取引期間が長い場合、業者に対して、本来支払うべき金額以上のお金を返済している可能性があります。この余分に支払ったお金のことを過払いといいます。
・過払いが発生した場合、業者からお金を借りていた人は、逆に業者に対して、「余分に支払った分を返してくれ!」と主張することができます。この「返してくれ!」という主張を過払い返還請求といいます。業者との今までの立場が逆転することになります。

▼利息制限法とは:
現在、利息を制限している法律は二つあり、その一つが「利息制限法」です。これは借入金額により利息15〜20%という上限が決まっています。ただし、この利息を超えたからといって、罰則いまのところありません。 もう一つは「出資法」です。この出資法に違反し年29.2%を超える利息を取った場合には刑事罰の対象となります。

▼グレーゾーンとは:
金融業者は罰則のない利息制限法より高い金利かつ罰則のある出資法の金利で貸し付けているところがほとんどです。この利息制限法と出資法の間の利息がグレーゾーン金利と呼ばれています。しかし2006年4月の大手消費者金融の行政処分をきっかけに強引な取立てとともに高い金利が問題となり、グレーゾーンが撤廃されることになりました。

▼過払い金を取り戻すには?:
過払い金が発生しているかどうかを調べるには、まず業者から取引の履歴を開示してもらう必要があります。この取引履歴を用いて引き直し計算を行い、結果、過払い金が発生している場合には、業者に対してその金額の返還を請求します。ご自分で業者に直接請求して取り戻すことも不可能ではありませんが、業者によっては、手続が難航する場合も想定されます。また、案件によっては訴訟を提起しなければならないことがあります。 ぜひ私たち専門家に相談されることをお勧めします。
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